国の福祉の一環として聴覚障害者に対しても平等に情報を与えるために開発され、昭和60年から始まりました。
近年では、シルバー世代における高齢化による難聴者に対しても必要になってきました。
欧米では、ほぼ100%の字幕放送普及率ですが、日本においては平成17年度において、やっと55%になったばかりです。
これはアルファベットと漢字・カタカナ・ひらがなが混在する日本語との違いからくるものが多く、欧米120文字、日本語約5000文字。
少し専門的にいえば表音文字と表意文字の違いとも言えます。
遅れの目立つ日本の字幕普及率ですが、旧郵政省のお達しで各放送局は2007年度100%字幕普及率を目標として定められています。
この目標は総務省に引き継がれています。