茨城県つくば市にある有料老人ホーム「サンシャイン・ヴィラつくば倶楽夢(くらぶ)」(入居者65人)の独居用の部屋で、入居者の女性(87)が亡くなり、約1週間後の今月24日に見つかっていたことが分かった。
女性の親類から「2日間ほど連絡がとれない。確認してほしい」とホームに電話があり、24日午後7時すぎ、職員が合鍵を使って入室。浴室内で倒れている女性を見つけた。16日ごろ、入浴中に急性心不全で亡くなったとみられる。
ホームを経営する「医療法人社団みなみつくば会」の沢辺隆之・総務部課長の説明によると、女性は本人専用の玄関がある2LDKの部屋で暮らしていた。15日に「胸に痛みがある」と訴えたため、市内の病院で診てもらったが、「帰りには買い物をするなど、特に変わった様子は見られなかった」という。