03/30 13:51 更新
九州電力は30日、トラブルのために運転を停止していた2カ所の火力発電所について、原因は部品の損傷だったと発表しました。鹿児島県薩摩川内市の川内発電所2号機は、26日にボイラー上部から蒸気が漏れたため、運転を停止していました。九州電力によりますと、配管に亀裂が6カ所あったため、部品を取替えるなどして30日午前5時に運転を再開したということです。亀裂の原因は、溶接が不適切だったためとみています。また、北九州市小倉北区の新小倉発電所の4号機は、6日に蒸気タービンの非常停止装置が作動して自動停止していました。腐食していた軸に力がかかり、部品が損傷したことが原因ということです。4号機は去年8月にも、同じ部分が損傷し運転を停止していました。部品を交換して、31日運転を再開する予定です。