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2012年3月30日(金) 19:14 |
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学校で貴重な家具が見つかる
学校で貴重な家具が見つかりました。 東京の帝国ホテル建築に携わった建築家・遠藤新さんが設計したテーブル。 誰も気づかず、これまで陳列台として使われていました。
遠藤新さんが設計した3つのテーブルが見つかったのは、山陽女子中学・高等学校です。 遠藤さんと親交の深かった6代目校長・上代淑さんの記念室に置かれていたものを教諭が発見し、鑑定の結果、確認されたものです。 遠藤新さんはアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトが設計し、大正時代に建てられた帝国ホテルの建築に携わった建築家で、ライト氏の影響を強く受けた一番弟子といわれています。 岡山県内では、山陽高等女学校の校舎をはじめ、4つの建物を建築しましたが、戦争で焼失するなどし、現在は一つも残っていません。 全国でも遠藤さん設計の建築物は10棟しか残っておらず、家具が見つかるのは極めて珍しいことだといいます。 これまで記念室の陳列台として使われていたテーブル。 学校では今後、一般にも公開したいと話しています。
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