03/30 13:47 更新
東日本大震災で発生したがれきについて、連合が30日、北九州市での受け入れを北橋市長に要請しました。連合福岡・北九州地域協議会の深町議長は、日本全体の再生につなげるための最重要課題の1つとして、「がれき受け入れの実現に向けた要請書」を北橋市長に手渡しました。北九州市では、がれき受け入れの決議を市議会が全会一致で可決。25日には、細野環境大臣が北九州市を訪れて、宮城県石巻市のがれき受け入れを要請し、費用は国が責任を持つと明言しています。北九州市は来週、石巻市に職員を派遣して、がれきの実態を調査したうえで、専門家の意見を聞きながら判断するとしています。要請に対し北橋市長は「安全安心の面でデータを収集し、具体的な検討を着実に進めていきたい」としています。