立党の精神を大事に
昨日から社会保障と税の一体改革の閣議決定を巡って、国民新党は連立離脱問題で様々な動きをし、そのことが報道され、またさまざまな反応をいただいております。

昨日の18時45分からの国民新党の議員総会であったり、20時からの亀井代表と野田総理の会談であったり、22時からの亀井代表との会議であったり、今朝7時半からの亀井代表と野田総理の会談だったり、11時からの亀井代表と私の話し合いだったり、12時の民主党との協議だったり、まだまだこのほかにも数々の動きがあり、激しい時間を過ごしております。

私たち国民新党の立党の精神は何と言っても郵政法案を成立させるということであり、そのことに勝るものはありません。

時間をかけながらここまで亀井代表が積み上げてきた郵政法案を“なんとしても、国民新党という名前で、亀井静香代表という名前で成立させたい”というのが私たち党員の願いであります。

そして郵政法案の成立後、社会保障の論議と同時に、行政改革や議員定数、消費税についてもしっかりと論議しながら方向性を出していくのが大事だと考えております。

この順序を間違えれば、これまで優先してきたことの根本がズレてしまうことになることを亀井代表にご理解いただきたいというのが全員の思いであります。

党員のだれもがその考えに賛同をしているのは、やはり、立党の精神を貫くべきだという強い思いがあるからであります。

特に、こういう混乱の中でお会いした前代表の綿貫民輔最高顧問は、「郵政法案の成立を今しっかりとやってもらいたい」とはっきりおっしゃっておりました。

私たちは、自見郵政・金融担当大臣を閣内に送っているという観点からしても、郵政法案を責任をもって成立させていくということが非常に大事なことであります。

報道では党内の混乱が出ているかのように見えますが、感情的なもつれがあるわけでもなく、順序に対する考えに差があるだけであり、何とか代表にご理解を頂いて、これからも亀井代表の下でしっかりと進んでまいりたいという気持ちは、私だけではなく全員の思いであると理解しています。

今日、3党での新たな民営化法の修正が提案されました。

そのことで、本来ならば気持ちがハッピーにならなければならないにもかかわらず、ハッピーになれないことが残念であります。

早めに郵政法案を成立させて、新たなチャレンジに向けて頑張っていきたいと思っております。
[2653] (2012/03/30(Fri) 17:21:14)

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