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県政ニュース

平成24年度における農畜産物等の放射性物質調査について

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年3月30日更新
部局名: 農林部
課所名: 農産物安全課
担当名: 有機・安全生産担当
担当者名: 根岸・金杉
内線電話番号:4057
直通電話番号: 048-830-4057
Email: a4070-07@pref.saitama.lg.jp

 埼玉県では、4月から食品中の放射性物質の新たな基準値が施行されることを踏まえ、基準値を超える食品が流通することのないよう、平成24年度における農畜産物の放射性物質調査を以下の方針により実施します。

 

 1 本県産 農産物調査(野菜類・穀類等)について

  (1)主要作物の調査

      米麦、葉物野菜、ネギ、ブロッコリー等の主要品目について、代表的な産地市町村のサンプルについて収穫時期ごとに実施する。

      原乳については、県内3か所のクーラーステーションに集められたサンプルについて週1回実施する。      

  (2)地域特産物等の調査

      シャクシナ、クワイ等地域限定の農産物(農産加工品も含む)や直売所向けの少量生産農産物などについて実施する。

  (3)重点作物・重点地域の調査

      (1)または(2)のうち、厚生労働省通知「農畜水産物等の放射性物質検査について」において放射性物質の影響を受けやすいとされた、茶、キノコ類、淡水魚等の品目や、放射線量が比較的高い地域の品目について重点的に実施する。

      茶や乾シイタケについては、新基準における放射性物質の試験方法に基づき対応する。

 

 2 市場流通品の調査について(新規)

   これまでの自治体の検査の結果で100Bq/kgを超えている魚介類や小麦やソバがあ

  ることから、魚介類やこれらを原料とする加工食品の調査を4月から実施する。

  (1)海産物の調査

      東日本産のアジ、イワシ等の魚介類について調査を実施する。

  (2)加工食品の調査

      うどん、そば等の加工食品や牛乳について調査を実施する。

 

3 調査頻度

  (1)野菜等については、週1回20検体程度実施する。

  (2)米、麦、大豆等の穀類については、出荷時期に合わせ国の方針に基づき市町村、農協単位等で実施する。

  (3)茶については、出荷時期に合わせ全茶工場を対象に実施する。

  (4)市場流通品については、週1回5検体程度実施する。

 

4 分析機関

   (1)県産農産物については、登録検査機関への委託により実施する。

  (2)原乳については、国の検査機関において実施する。

  (3)市場流通品については、県衛生研究所において実施する。

 

5 検査結果等の公表

  週1回公表し、県ホームページに掲載する。

  また、調査品目等については、四半期ごとに調査計画を県ホームページに掲載する。

 

 

【問合せ先】

(市場流通品については)

 保健医療部 食品安全課

 監視・食中毒担当 横張・片山

 直通 048-830-3611

 内線 3611

 E-mail: a3420@pref.saitama.lg.jp

 

(県産畜産物については)

 農林部 畜産安全課

 畜産振興担当 丸山・佐竹

 直通048-830-4194

 内線4194

 E-mail: a4170@pref.saitama.lg.jp