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最終更新:2012年3月31日(土) 0時13分

東電、電力供給計画「未定」で提出

 東京電力は、今後10年間の電力の需要と供給力の見通しを「未定」とする電力供給計画を経済産業省に提出したと発表しました。

 電力供給計画は、電気事業者が10年間の電力の需要と供給力の見通しを示すもので、各年度末に国への提出が義務づけられています。

 東京電力は今回提出した供給計画の中で、需要と供給力をともに「未定」と記していて、その理由については、「節電の効果や原発の再稼働時期が見極められないためだ」と説明しています。

 東電は今後、これらの見通しが立った時点で計画を修正する方針で、国内12の電力会社のうち、原発を保有しない沖縄電力を除く11社の供給計画が全て「未定」という異例の形で出揃いました。(30日23:08)

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