MOX工場の建設再開へ 日本原燃、六ケ所村日本原燃の川井吉彦社長は30日、青森市での記者会見で、東日本大震災の影響で中断していた青森県六ケ所村のプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料工場の建設工事を来週にも再開すると発表した。 国のエネルギー政策を検討する原子力委員会では、使用済み核燃料の再処理中止も含めた議論をしている。原燃は今年1月には再処理工場の試験も開始。今回の建設再開と合わせ、原燃の対応には異論も出そうだ。 原燃は、各地の原発から搬入される使用済み核燃料から再処理工場でプルトニウムを取り出した後、燃料工場でウランと混ぜ合わせてMOX燃料を作る計画。 【共同通信】
|