3月末で退任する意向を示していた原子力安全委員会の班目春樹委員長は30日の記者会見で「他の委員から強く慰留され考え直した」と述べ、4月以降も当面続投する考えを明らかにした。
一方、安全委は4月16日に他の4人の委員のうち3人の任期が切れ、このままだと本会議を開けなくなる。班目委員長は「3人とも再任の意志はないと明言しているが、安全委が機能しなくなると行政手続きが進まなくなり問題だ」と話し、今後の対応を細野豪志・原発事故担当相と相談して決めるとした。
4月1日の発足を目指していた原子力規制庁は関連法案の審議が進んでおらず、4月以降も安全委が存続することになった。細野原発担当相は30日午前の閣議後会見で「安全委は規制庁が発足するまでの間は、存続させなければならないし、機能させていかなければならない」と強調。その上で「4月16日までは少し時間があるので、どういう形で機能させていくのかについて私が判断していきたい」と述べた。
班目春樹、細野豪志、原子力安全委、原子力安全委員会
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