小野・三木両市民病院の統合新病院「北播磨総合医療センター」(小野市、450床)を建設・運営する企業団は28日、病院長に神戸大副学長(理事)の横野浩一氏(64)が内定したと発表した。就任はセンター開院の13年10月予定。横野氏は「市民が安心して医療を受けられる体制を作り、全国レベルで研修医が集まる病院に育てたい」と抱負を語った。
横野氏は72年、神戸大医学部卒。老年内科教授などを経て09年から現職。大学院総合内科学教授を兼任している。専門は高齢者の糖尿病治療・管理。統合新病院を提案した神戸大医学部に対して、企業団が病院長の推薦を依頼していた。
企業長の蓬莱務・小野市長は「意見を受けながら新病院の体制を整えていきたい」と期待した。【浜本年弘】
〔播磨・姫路版〕
毎日新聞 2012年3月29日 地方版
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