東京大学×博報堂の共同教育プログラム、
「ブランドデザインスタジオ」は、
新たなプロジェクトに参加いただける方を募集します。
プロジェクトのテーマは「3.11のガレキ」、
パートナー(共催者)は時事通信社さん、
特別協力は環境省さんです。
東日本大震災からの復興に向けて残されている問題の
ひとつに、災害廃棄物(いわゆるガレキ)の問題があります。
約2,000万トンにものぼるガレキが、
いまも被災地の仮置き場に残されています。
被災自治体の現有の処理能力だけでは処理できず、
他地域・他自治体の協力の必要性が議論されていますが、
廃棄物が放射能で汚染されているのではという声もあり、
他地域に暮らす生活者には不安の声も多くあります。
一方で問題自体が一般の生活者には知られていないため、
受け入れ是非の議論するまでに至らない、という課題もあります。
こうした「ガレキ」の問題について、東大生などの若者に、
実際に取り組んでいる行政や被災地とは異なる視点で
調査し、議論し、解決策を考えてもらうことで、
従来の取り組みとは異なる切り口や発想が提言されることを
期待して企画されたのが、今回のプロジェクトです。
プロジェクト・チームのゴールは、
「災害廃棄物」問題の解決を阻む本質的な課題を発見し、
解決策を創案して行政(環境省)へ提言することです。
■スケジュール
3/8(木) 13:00~17:30 シンポジウム&ワールドカフェ
※一般公開の上記の催しに参加していただいたあと、
プロジェクト参加者での打ち合せを1時間程度行います。
3/15(木)-16(金) 現地調査(宮城県・岩手県でのがれき仮置き場見学等)
※交通費・宿泊費は主催者側で負担します。
3/22(木) 10:00~18:00 提言創出ワークショップ
3/28(水) 16:00~19:30 公開プレゼンテーション
※各回の間に、課題やプレゼンテーション準備を行っていただきます。
■参加資格
原則として、東京大学に在学している20歳以上の方。
※この問題に強い関わりや知見のある他大学在学者の参加もお待ちしています。
■申し込み方法
bdstudio@komex.c.u-tokyo.ac.jp
まで、
1) 名前
2) 所属
3) 志望理由(簡潔に)
を記載のうえ、メールをお送りください。
※携帯電話アドレス不可。PCもしくはWebのメールクライアントでお送りください。
■定員
15名程度
メールいただいた方から順次参加の可否を返答させていただきます。
現在進行形の社会的な問題にチャレンジすること、
実際の現場を歩き、現場で働く官公庁の職員や記者と接しながら
学ぶことは、得がたい体験になるのではと思います。
みなさまの参加をお待ちしています。