日本負担35億ドルへ増額 米海兵隊グアム移転で調整日米両政府は29日、在沖縄米海兵隊のグアム移転費の日本側負担を、これまで合意していた28億ドル(約2320億円)から35億ドル(約2900億円)へ増額する方向で調整に入った。米国が負担の上積みを求め日本は難色を示していたが、一定の譲歩はやむを得ないと判断した。沖縄からグアムに移転する海兵隊の規模は4700人から4200人に縮減。沖縄に残す海兵隊は日米合意の1万人を超過する見通しになった。複数の日米関係筋が明らかにした。 2006年の米軍再編ロードマップは沖縄からグアムに移転する海兵隊を約8千人としており、ほぼ半減となる。 【共同通信】
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