(2012年3月29日 16:27)
博多織やマルティグラスといった福岡市の伝統工芸の普及を担う「はかた伝統工芸館」で、オープン1周年を記念した特別展が29日から開かれています。
1周年を記念して作られた博多人形。
高さ70センチで狂言に登場する「福の神」です。
太宰府天満宮の縁起物も手掛ける、中村信喬さんが制作。
半年がかりで作られ、値を付ければ1000万円はするという大作です。
工芸館では、29日から博多伝統工芸の次代を担う若手作家が制作した作品が展示されています。
博多織や博多人形、マルティグラスなど、いずれも伝統の中に現代のセンスが織り込まれています。
1年間の来場者は6万4000人で、目標の8万人を下回りましたが、今後も伝統工芸の魅力を発信し続けたいとしています。
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