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【マニュライフ生命スタジアム@日刊スポーツ】 プロ野球、J1をつぶやく

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1年目の仕事 整理部・山田直樹

整理部というと、あまり聞いた事がない人、どんな仕事をしているのかイマイチわからない人がたくさんいることでしょう。
まずは整理部の仕事について、私の生活にそって簡単に説明したいと思います。

☆ 私の平均的な1日
15時くらいに出社し、会社で他紙を読む。
基本的には16時30分からの部会に出れば何時に来てもOKなので、割と早めの出社です。

時間のあるときは復習的なことをしたり、「読むTV」など、前もってやれる仕事を担当しているときはそれをしたりします。16時に社員食堂で朝ご飯?というか1食目。

家に帰った後の食事と、最近は2食生活です。たいていの人は部会が終わった後にご飯を食べます。

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 2月某日の社員食堂のAセット(340円)


17時くらいまで部会があり、今日どんなネタでつくるか、昨日つくった紙面についての反省などが話し合われます。

その後本格的に仕事が始まります。
その日扱う出来事によっても大きく違いますが、野球部、スポーツ部、文化社会部、レース部など、出稿のデスクが「コンテ」と言われる、その面に載せるネタを書いたものを持ってきます。

例えば、競馬面であれば「カネヒキリ最多8冠へ出陣【前分10 本文80 雑感25+7冠馬表 メモ×2】 ダイワスカーレット引退決定繁殖入り【本文40 コメント×3】………」などといった感じです。

それを元にどれくらいの量になりそうか、何を目立たせようか、などと考えます。

そうしているうちにどんどん写真や原稿が出てきて、デスクが見出しをつけてくれます。自分の考えたレイアウトにそって、写真を加工してもらったり、表を直してもらったり、見出しになる大きな文字を作ってもらったりしながら、6版、7版、7版☆と紙面を作り替えます。

競馬や芸能面ではほとんどの場合7版までに終わりますが、そのほかの面はだいたい7版☆までということになります。

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紙面を組み終わった後のモニター。デスクがつけてくれた見出しなどがたくさん張り付けられている


 7版☆が終わって、デスクと反省などして、全て終わるのが2時くらい。
自宅の方向が同じ人と相乗りして、タクシーで帰宅します。


☆ 私の平均的な1カ月
25日くらいになると、翌月の出勤予定が張り出され、基本的にその通りに働きます。私の場合、基本的に月曜日・火曜日が休日となっていて、2月も月初めから、月火、月火、 月 、月火水と休みになっています。ごくたまに明日「休んでいいよ」と突然言われるときもあります。


 おおむねこんな感じの日々を過ごしています。整理部に配属されてから7カ月ほど経ちますが、まだまだまだまだ半人前。ほとんどの場合7版☆は任せてもらえず、デスクにレイアウトしてもらっている状況です。

以前、7版まで自分が組んでいた内容が他の面に移って、先輩が組んだことがありました。

写真選択や、見出しの付け方(デスクも替わったので)、配置の仕方など、全然違う紙面ができあがっていました。

同じ内容であっても、どの人がレイアウトするかによって全く違う紙面になる。
どんなアイデアをもって紙面をつくるか、表やイラストなど効果的に見せる方法はなにかなどなど、人によってアプローチは様々なのでしょう。

そして、できる人になればなるほど、紙面に自分なりの「プラスアルファ」があって、その人ならではの紙面ができているのだと思います。7版☆まで自分のレイアウトをすることはもちろん、自分ならではの「プラスアルファ」を紙面に出せるようになることが今の目標です。

☆最後に就活をされているみなさんにメッセージを
 
まずは対象の認識。そして自分の心の声をしっかり聞くことをお薦めします。

自分に合ってる仕事とは何か。
ある程度わかっているという人も、そうでない人も、多めにいろんな会社を回ってみた方がいいように思います。

まずは自分でネットや本やOB訪問などで調べてみる。
でもいくら自分で情報を集めてみても、就活生にわかることはたかがしれているのでしょう。

実際に行ってみて会社の雰囲気や社員の人柄などに触れてみて、業績や待遇など聞きづらいことも率直に聞いてみた方が選択の助けになるはずです。  

その上で、もう一度じっくり考えてみる。
周りの友人たちや親がいいというから、というのではなく、きちんと自分の心に向き合ってみる。
もしも「どんな職業にでも無条件で就かせてあげるよ」と言われたら、何を望むでしょうか。
やりたいことは何か、その選択は自分の人生哲学に適っているのか。

それが意外と難しいことなのではないかと思うのです。就職活動ではたいていの人は落ちることの方が多いはず。落ち込むことも多いでしょう。でもけっして投げやりな気持ちにならず、自分の考えを貫ける就職活動になることを祈っています。

後悔のない就職活動がおくれますよう。


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