スマートフォンがウイルスに感染する経路は、インストールするアプリにウイルスが仕込まれている場合が多いようです。一般的に信頼できる場所とは、メーカーや携帯電話会社が用意する正規のアプリケーション・ストア(以下、「アプリ・ストア」)であると言われています。
正規でないアプリ・ストアからインストールすると、正規のアプリと見た目が同じアプリがあったとしても、ウイルスが仕掛けられている場合があり、個人情報を盗まれたり、不正なサイトに誘導されてフィッシング被害やワンクリック詐欺にあう危険性もあると言えます。
Android端末では「提供元不明のアプリ」はインストールしないようにしましょう。
(1)画面タップの順番: ホーム画面 → 「設定」 → 「アプリケーション」
(2)「提供元不明のアプリ」という項目のチェックを外します。
また、Android端末ではアプリをインストールする際のアクセス許可情報にも目を通すようにしましょう。過去に発見されたAndroid端末を狙ったウイルスには、個人情報などを不正に盗み取る目的で、アプリの種類から考えると不自然なアクセス許可をユーザーに求めるものがありました。例えば、壁紙アプリにもかかわらず、アドレス帳や通話履歴の記録へアクセスするための「連絡先データを読み取り」の許可を求めるなどといったものです。
「アクセス許可」の一覧だけでは、正当な目的のみに使われるのかの判断が難しい場合もあります。アプリの入手元の信頼性、利用者の評判などの情報を参考に、妥当と思われる範囲で「アクセス許可」を確認するようにしましょう。
※画面サンプルはSoftBank 005SHの例です。お使いの機種によっては設定画面が異なる場合がありますので、詳しくは各機種の取扱説明書をご覧ください。
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