スマホのセキュリティ 緊急レポート まずは実態を知ろう!

ここがポイント!ふだん使いにひそむ脅威

  • どんな操作が?
  • OSで見ると?
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1.電話

会話が盗聴される?

会話が盗聴される?

<知っておくべき危険ポイント>

スマホの最大の特徴である「アプリをインストールできること」を悪用して「通話内容」「電話番号」を盗む手法がでてきました。

<解説>

アプリケーションの中にはウイルスなど忍ばせ、悪さを働くものがあります。昨年の夏発見されたのは、「通話内容」「電話をかけた相手の番号」「電話をしてきた相手の番号」などをファイルとして保存し、そのファイルを私たちの手の届かないサーバーに送信してしまう、という悪いプログラムでした。海賊版のアプリにこの「悪者」が仕込まれるケースが多く報告されているようなので、特に注意が必要です。

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2.メール

メールの添付ファイル

メールの添付ファイル

<知っておくべき危険ポイント>

メールの添付ファイルを開くとウイルスに感染してしまうという危険がでてきました。

<解説>

アプリにウイルスを仕込んでメールに添付する、という手口が報告されました。メールに「インストール」というボタンが表示されている時は安易にボタンを押さないでください。ボタンを押すと即座にアプリのインストールが始まり、その裏でウイルスもこっそり入り込んでしまうことがあるのです。パソコン同様、スマホでも「むやみに添付ファイルを開かない」ことを徹底しましょう。

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3.Webブラウザ

インターネット

インターネット

<知っておくべき危険ポイント>

ワンクリック請求、フィッシング詐欺などの被害にあうリスクはパソコンと同じです。

<解説>

見知らぬ人から気になるタイトルのメールが届いたら、それはワンクリック請求の始まりかもしれません。メールにはURLやリンクが書いてあり、巧みな誘い文句でwebへのアクセスを促します。恐ろしいのはそのwebにアクセスしただけで料金を請求されることがある、ということ。パソコンと同じで、どんなに興味をそそられるタイトルのメールでも、知らない人からのメールは開かない、怪しいwebにはアクセスしない、などの注意を怠らないようにしましょう。

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4.無線LAN(WiFi)

便利な無線LANにしかけられる罠

便利な無線LANにしかけられる罠

<知っておくべき危険ポイント>

公衆無線LANの利用で、パスワードを盗まれてしまうことがあります。

<解説>

セキュリティ設定をしていない無線LANを利用すると、メールの内容が漏えい(ろうえい)してしまったり、IDやパスワードが盗まれるなどの危険があり、注意が必要です。悪意のある人がわざと設置をしている「罠(わな)」である場合も考えられ、暗号化や認証などを行っていない無線LANは利用しないほうが賢明でしょう。また、スマホ側の設定で、無線LANへの自動接続をOFFにしていないと、知らずに接続してしまうことがあります。必要に応じて自動接続のON/OFFを切り替えるようにしましょう。

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5.個人情報の管理

なくしちゃった!

なくしちゃった!

<知っておくべき危険ポイント>

スマホには、携帯電話とは比べ物にならないくらい膨大な量の個人情報が含まれています。

<解説>

携帯電話に入っている情報は、電話帳やメールの内容、写真程度ですが、スマホになるとブラウザに登録されたIDやパスワード(例えばTwitterのアカウントなど)や閲覧記録、さらにはオンラインショッピングの履歴・決済記録などが加わってきます。悪用されると怖い情報ですので、万が一スマホをなくてしまっても情報が漏れないよう、パスコードロックは必ず設定しておきましょう。また、遠隔ロックするアプリやサービスが出ていますので利用するのも一案です。

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6.豊富なアプリの利用

アプリのアップデートとQRコード

アプリのアップデートとQRコード

<知っておくべき危険ポイント>

アプリのアップデートやQRコードに「悪者」が仕込まれていた事例が発生しています。

<解説>

アプリのアップデートは、不具合を改善したりセキュリティを強化したりするために必要な作業です。ただ、これを逆手に取って何の問題もないアプリをアップデートさせ、ウイルスに感染させる事件が起きています。メーカーのホームページなどで、本当に必要なアップデートなのかを確認してから作業しましょう。また、読み込むだけで情報を見ることができる便利なQRコードには、詐欺サイトへと誘導するニセモノも出現しています。安易に読み込まず信頼できるQRコードかどうかを事前に確認しましょう。

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7.位置情報の利用

位置情報サービスの落とし穴

位置情報サービスの落とし穴

<知っておくべき危険ポイント>

撮影した写真をブログにアップすると、自宅の場所が特定されてしまうことがあります。

<解説>

スマホで写真を撮りブログやSNSサービスなどにアップすると、撮影した場所を調べられてしまう危険性があります。自宅や職場など、他人に知られたくない場所で撮影した写真をインターネット上で公開する人は、撮影する前に位置情報を利用しない設定を行ってください。また、勝手に位置情報を収集するアプリも見つかっています。むやみに位置情報の送信を許可しないよう注意が必要です。

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情報提供:株式会社アールジェイ(外部サイト)
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