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5月の電気料金 燃料で違い3月29日 22時52分
ことし5月の電気・ガス料金は、天然ガスの価格下落で大手都市ガス会社4社はそろって値下げとなっていますが、電力10社は、天然ガスを燃料とする火力発電所の有無などで、値上げと値下げが分かれる形となりました。
電力と都市ガスの各社は、直近3か月の原油や天然ガスなどの価格と為替レートを基に毎月、料金を見直します。
電気事業連合会によりますと、先月までの3か月間の平均で、原油価格が上昇した一方、天然ガスの価格は下落したため、天然ガスを燃料とする火力発電所を持たない電力会社などは、ことし5月の電気料金を値上げすることになりました。
このうち値上げは4社で、値上げ幅は、標準的な家庭で1か月当たり、▽北海道電力が13円、▽北陸電力と▽四国電力がそれぞれ3円、▽沖縄電力が9円となっています。
一方、値下げは4社で、値下げ幅は▽東京電力は6円、▽中部電力は18円、▽関西電力は3円、▽九州電力は9円となっています。
残る東北電力と中国電力は変更がありません。
また大手都市ガス会社4社は4か月ぶりにそろって値下げし、値下げ幅は、標準的な家庭で1か月当たり、▽東京ガスが13円、▽大阪ガスが14円、▽名古屋市の東邦ガスが8円、▽福岡市の西部ガスが10円となっています。
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