実の娘やその友人ら当時9~12歳の女児3人に性的暴行やわいせつ行為をしたなどとして、強姦(ごうかん)や強制わいせつなどの罪に問われた兵庫県宝塚市の無職の男(51)に対し、神戸地裁は29日、懲役23年(求刑・懲役30年)の判決を言い渡した。奥田哲也裁判長は「『家族に迷惑をかけたくない』という娘の心理につけ込み、慈しむべき立場を悪用して人格を踏みにじった。卑劣きわまりない犯行」と断じた。
判決によると、男は09年1月から約1年間、自宅で9回にわたり当時11歳の実の娘に性的暴行を加え、携帯電話のカメラで撮影したほか、07~09年には娘の友人ら当時9歳と12歳の女児にもわいせつな行為をするなどした。【渡辺暢】
毎日新聞 2012年3月29日 18時06分(最終更新 3月29日 18時17分)
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