石狩データセンター越冬状況
さくらインターネット石狩データセンターは、昨年11月の開所から初めての冬を迎えて、まもなく無事に乗り切ろうとしています。
幸い、厳冬期においても外気空調システムは大きな問題なく機能し、サーバ室は安定した温度状態を保っておりました。
ただ、今シーズンは積雪量が多かったこともあり、さすがにピーク時の建物周辺は石狩の厳しい冬をいやが上にも感じさせるものでした。
今回は、象徴的な写真をいくつかお見せいたします。
建物外周の一角から。まるで建物全体がこのまま雪に埋もれてしまうかのような積雪状況です。
(実際は埋まることはありませんでしたので念のため…)
正面エントランス頭上に、メートル級の大きな氷柱ができました。
これを想定してエントランスには庇が設けられており、想定通りの状況といえます。
それでもあまりに派手に氷柱が増えてしまったので、除雪業者に依頼して全て落としてもらいました。
3月に入り積雪も落ち着き、舗装路が見えてくるようになりました。
積雪が落ち着いてくると、春が近いなと感じられます。
開所後すぐに初めての冬ということで懸念材料もありましたが、冒頭の外気空調をはじめとして、特に大きな問題もなく無事にここまでデータセンターを運用出来ております。
外気状況が変わる春以降も、改めて各設備の稼働状況に細心の注意を払い、省エネルギー型データセンターとして安定した運用がなされるよう全力を尽くしていきます。
(設備担当「か」)
2012年3月19日 3:00 PM | カテゴリー:技術・設備について | コメント&トラックバック(0)