NHK福岡県のニュース 福岡放送局
大牟田市長は被災地視察へ
東日本大震災の被災地で出たがれきについて大牟田市の古賀道雄市長は大牟田市内で行っている燃えるごみの処理方法に適するかどうかを判断するため来月、被災地を視察する計画を明らかにしました。大牟田市は熊本県内も含めた周辺の２１の市町村とともに燃えるごみを固形燃料にして火力発電所で燃やす事業を行っています。
震災の被災地で出たがれきについて大牟田市の古賀市長は２８日の定例会見で「安全性などの課題が解消されるならがれきを受け入れたい」との考えを改めて示しました。
そのうえで古賀市長は大牟田市が行っているごみの処理方法に適するかどうかを判断するため来月中旬、宮城県気仙沼市を視察する計画を明らかにしました。
大牟田市では今月１９日、市議会ががれきの安全性や市民の合意などを前提にがれきの受け入れを検討するよう市に求める決議を全会一致で可決しています。
一方、市によりますと、２７日までに市民などから５８件の意見が寄せられこのうちおよそ９割に当たる５３件ががれきに含まれる放射性物質などを理由に受け入れに反対だったということです。
03月29日 12時07分
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