<イチおし 麹(こうじ)とユカイな仲間たち>
専門家ゲスト:小紺有花さん(麹料理研究家)、岡本啓湖さん(別府大学食物栄養科学部教授)
ゲスト:つるの剛士さん(タレント)、平山あやさん(タレント)
リポーター:内藤裕子アナウンサー
<【番組冒頭】確定申告 義援金で税金が減る!?>
リポーター:松田利仁亜アナウンサー
今、人気の「塩こうじ」、米こうじと塩と水を発酵させた調味料で、ひとさじ使うだけで、お肉が柔らかくなったり、いつもの料理がぐっとおいしくなるという魔法のアイテム。こうじを食べ続けて7年という、こうじ料理のスペシャリストから、一歩先ゆく「塩こうじ」の使い方を教えてもらいました。そのほか、栄養満点のこうじのドリンクや、酒かすと美白の関係を解明する研究なども紹介しました。
料理に塩こうじを使う効果としては
こうじに含まれる酵素の働きで、肉がやわらかくなります。鶏のむね肉やささみで、その効果を紹介しました。
【VTRで紹介した鶏むね肉のソテー】
肉の10~13パーセントの重さの塩こうじをぬり、5~6時間冷蔵庫で寝かせソテーします。
料理に塩を使うところをこの塩こうじに替えると、うまみがぐんとアップします。
グルタミン酸をはじめ、19種類のアミノ酸(岡本先生調べ)が含まれているのが、おいしさの
ひみつです。
【VTRで紹介した残り野菜のパスタソース】
余った野菜を炒め、塩こうじで味付けし、トマト缶をと水を加えて煮込みました。
≪参考:4人分≫
・残り野菜
・塩こうじ・・・大さじ3
・トマト缶・・・1缶
・水・・・300ミリリットル
小紺さんによると、使う分量は、おおむねあわせる食材の重さの10パーセント程度です。
≪塩こうじの使い方≫
・あえる
・かける
・炒める
≪材料≫
・米こうじ・・・100グラム(生のもの)
・塩・・・30グラム
・水・・・100ミリリットル
・保存用のビン
≪作り方≫
なるべく温かい所に保管し、10日~2週間たちどろっとしてきたら食べごろです。
甘酒には2種類あり、米こうじをぬるま湯で発酵させたもの、と、酒かすを溶かして砂糖を加えたものがあります。今回紹介したのは、「こうじ」の方です。
≪甘酒の種類≫
・米こうじを発酵させる
・酒かすに砂糖を加える
『古町糀製造所(ふるまちこうじせいぞうしょ)』(東京・自由が丘)
≪材料(8個分)≫
<A>
・塩こうじ・・・20グラム
・豆乳・・・20ミリリットル
・おから・・・60グラム
・菜種油・・・80ミリリットル
<B>
・中力粉・・・70グラム
・全粒粉・・・75グラム
・ベーキングパウダー・・・小さじ1
・お好みで・・・レーズンやナッツ
≪作り方≫
≪材料(4人分)≫
・こうじのドリンク・・・150グラム
・抹茶パウダー・・・小さじ1
・塩こうじ・・・小さじ2分の1
・水・・・大さじ1
≪作り方≫
≪材料≫
・りんご・・・2個
・塩・・・小さじ4分の1
・水・・・大さじ1
・塩こうじ・・・小さじ1
≪作り方≫
冷蔵だと2~3か月、冷凍だとおよそ1年間もつ。
酒かすの発酵が進んでいる証拠で、食べられなくなったわけではありませんが、そのままにしておくと破裂する可能性があるため、画びょうや針など先のとがったもので空気穴を開け、ガスを逃がすのがオススメ。
番組冒頭では、シーズンを迎えた「確定申告」の話題についてお知らせしました。
サラリーマン家庭などで「確定申告は自分には関係無い」と考えている人でも、東日本大震災の義援金を寄付した人が行うと、税金が軽減される可能性があることをお伝えしました。2000円を超える金額を、所定の寄付先に義援金として寄付した人が確定申告を行うと、所得税の還付(寄付金控除)や、翌年払う住民税が軽くなったりする(ふるさと寄付金)のです。
また、街角でインタビューを行った結果「確定申告は税務署窓口に赴かなければできない」「わずらわしい」というイメージが強いことが分かりました。そこで税理士の布施麻記子さんに、国税庁のホームページを利用した、家に居ながらにして必要書類を作成し、郵送するだけで手続きができる方法について教えて頂きました。
最寄りの税務署または税理士会へお問い合わせ下さい。