浅田、ジャンプに不安も＝日本勢が公式練習―世界フィギュア

　【ニース（フランス）時事】フィギュアスケート世界選手権で女子ショートプログラム（SP）を翌日に控えた28日、浅田真央（中京大）ら日本勢が当地で公式練習に臨んだ。2年ぶり3度目の優勝を目指す浅田はトリプルアクセル（3回転半）が抜けて1回転半になるなど不安を残したが、「体がもう少し動けば問題ない」と述べた。SPにトリプルアクセルを入れることも明言した。
　2年ぶり出場の鈴木明子（邦和スポーツランド）は、本番さながらに演技を通し、トーループの連続3回転、3回転ルッツ、2回転半とすべてのジャンプをきれいに着氷。「舞い上がらず、一つ一つ丁寧にやることを心がける」と気を引き締めた。前回8位の村上佳菜子（愛知・中京大中京高）はトーループの連続3回転を決め、「だいぶ（感覚を）つかんできた」と話した。　

【関連記事】
〔写真特集〕女子フィギュア 村上佳菜子
〔写真特集〕女子フィギュア 浅田真央
〔写真特集〕女子フィギュア 美しき実力者たち
〔写真特集〕安藤美姫 2010-11
ペアの高橋組がSP=世界フィギュア