「創価学会・公明党批判」(2)
「創価学会・公明党批判」(2)
宗教を語る時、日本人ほど大らかな宗教観をもつ民族は、他にないことに気付きます。我が家でも、朝、神棚に燈明を灯し、柏手を打って今日1日の無事を祈る。仏壇に線香を燻らせ先祖の霊に感謝する。
これが一般家庭の朝の習慣です。勿論最近の若者の家庭ではその余裕はないかも知れません。しかし神を祀り仏を敬う。神仏混淆の慣習は、日本人には当たり前のことで、不思議に思う事はありません。
戦後、1952年に「創価学会」が宗教法人として認証を得て誕生しました。2代目会長「戸田城聖」が「75万世帯の折伏」を目標に掲げ、急激に膨張し、政治団体「公明党」を擁するまでになりました。
一時は、会員2、000万人と号し、神社本庁(9.000万)に次ぐ宗教団体となりました。その後、強引な「折伏活動」に世論の非難が集中し、日蓮正宗から破門され、単なる新興宗教に成り下がりました。
現在、実際の会員数は250万人と言われ、凋落の一途を辿っています。昨今の少子高齢化が宗教界にも影響を与えているようです。又、「創価学会・公明党」に対する非難の嵐は激しさを増しています。
特に、選挙活動における不正行動では致命的な打撃を受けました。
1957年(昭和32年)の参院選「大阪選挙違反事件」では小泉理事長、池田ら合わせて47人が逮捕される事態となりました。
公判では「小泉はすべてを否定したのに対し池田が勾留段階で検事の調べに対し、自白して署名したことが明らかになった。裁判の中では一転して、池田は嫌疑を否定した。そのため公判の争点は、自白の信用性の有無や、戸別訪問を池田自身が指揮したかにあった」
結局「池田大作:無罪。小泉隆:無罪。除名された創価学会員:罰金刑20人、公民権停止17人」となって終結した。このような選挙違反事件は枚挙の暇がない。この大阪事件はその一例に過ぎないのです。
明日は「政教分離問題」を取り上げたいと思います。 熱海の爺
追伸・2年前(2009年当時)の「創価学会・公明党批判」の内容は余り記憶にありません。ブログを一時閉鎖した関係で記録が無いのです。唯一、当時「天空氏」と交わしたコメントが残っていました。
「爺の創価学会批判キャンペーンにご賛同頂き感謝します。これからも、国民主導の政治体制を築くために、努力して行きたいと思っています。時間は掛かっても、創価学会幹部たちの横暴を許さず、下部会員の皆さんが政治の本質に目覚め、自由意志で選挙権を行使できる日が来る事を願っております。 2009/7/23(木) 午後 3:21 [ 熱海の爺 ] 』
『宗教団体に対する非課税問題は、税の公平性に欠ける重要問題です。しかし、選挙において宗教団体票獲得に血眼になっている政党は、公明党だけではありません。この悪循環を正さなければ、この問題の解決は難しいと思います。根本的に宗教法人保護の考え方を見直さなければ、実現の道遠と思われます。まず、公明党を破滅させる事が前提ですね。 2009/7/25(土) 午前 10:47 [ 熱海の爺 ] 』
『公明党と決定的関係を回避するための女性候補の擁立だったと?」この鳩山発言は事実だとすれば許せません。小沢の発言ならまだ分かりますが、民主党代表としては絶対に言ってはいけない禁句です。出来ればニュースソースを教えてください。 2009/7/28(火) 午前 10:46 [ 熱海の爺 ] 』
『公明党〜創価学会の台頭を許したのは、国民が政治の無関心だった結果です。国政選挙が50%を割る状況では、宗教団体の組織票が効果を発揮して、政治のキャスチングボードを握られる悲劇が起こったのです。今度の選挙で70%台の投票率が揚げられれば、公明党は半減する事は確実です。国の政治が数%に過ぎない宗教団体票に振り回される愚に気が付くべきです。 2009/7/30(木) 午後 1:17 [ 熱海の爺 ] 』
『民主党が政権交代を成し遂げて、宗教団体に課税する勇気があれば良いのですが、国民世論が盛り上がる事が先決ですね。 2009/8/13(木) 午後 9:49 [ 熱海の爺 ] 』
これを読んで、当時の爺の考え方が、少しでも判って頂ければ幸いです。以上「country-gentleman氏」の偽者「過去〜未来氏」のご努力にて、転載することが出来ました。心より御礼申し上げます。
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