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“世界最小の子犬”ギネス記録申請3月29日 4時38分
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アメリカの動物愛護団体は、捨て犬から8日に生まれたメスの子犬が世界で最も小さい犬である可能性があるとして、ギネス世界記録に申請しました。生まれたときは、スプーンに載るほど小さく、生後2週間たっても体長は9センチほどで、紙コップに入ってしまうほどです。
アメリカの人気歌手にちなんで「ビヨンセ」と名付けられたこの子犬はダックスフントの一種で、アメリカ・カリフォルニア州で、動物愛護団体によって保護された犬から生まれました。
団体によりますと、ビヨンセは出産前の超音波検査で非常に小さいことが分かったため、死産になると予想され、生まれたときも呼吸や心臓の動きがありませんでしたが、獣医師による措置で一命を取りとめたということです。
生まれたばかりのビヨンセはスプーンに載るほど小さく、その後2週間たっても体長は9センチほどで、紙コップに入ってしまうほどです。
また、口が小さすぎて母親から母乳を飲むことができず、団体のスタッフによって哺乳瓶で授乳されています。
団体では、ビヨンセが世界で最も小さい犬である可能性があるとして、ギネス世界記録に申請するとともに、「ビヨンセやその母親は、捨て犬として施設に引き取られる何千もの犬の一例にすぎない。こうした犬の多くは安楽死させられることを忘れてはいけない」と話しています。
ビヨンセは数か月後には希望する家庭に引き取られるということです。
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