ありがとうございました!   義山 望    2012/03/28 (17:25)

皆様にご報告です。

先週金曜日の「OH!バンデス」で

番組を卒業します、とご挨拶させて頂いたのですが


実はこの度3月31日をもって宮城テレビを卒業する事になりました。



おととし7月に仙台に来て


1年9か月という短い間でしたが


本当に色んな経験をさせて頂いた濃い時間となりました。


去年は震災があり、


多くの人が深い悲しみに包まれました。


私もこれまで経験した事がないほどの大震災、


悲しいニュースを読み続けなければならない毎日に


涙した日もたくさんありました。


けれども、少しずつではありますが、


それまで滞っていた物流、交通、店、電気、ガスなどなど


色んな物が再開するニュースも出てきて


その一つ一つに大きな喜びを感じ


これまで当たり前に過ごしていた日々の大切さも


改めて感じる事ができました。


また震災報道や、「OH!バンデス」を通じて


大変辛い中でも、前を向いて、一生懸命歩む人たちの姿を見て


私自身がたくさん励まされ、元気をもらいました。



東北の人の温かさ、強さを肌で感じました。



この東北の力を感じられたことは私にとって


忘れられないかけがえのないものです。


来た時よりも今は仙台がもっと好きになりました。



そんな中、宮城を離れる事は心苦しいですが


今後の事を改めて考えたいと思い辞める決断をさせて頂きました。


離れても宮城の事はずっと応援していきたいし


出来る事はささやかかもしれませんが


何かしていけたらなと思っています。



最後に応援して下さった宮城の皆様


本当にありがとうございました!!


心から感謝しています。


削削。 げか☆こういち        2012/03/23 (19:41)
先日、とある会議がありまして、
鉛筆を準備することになりました。

そういえば
鉛筆を手にするのは大学受験以来かも・・・。

新品の鉛筆を揃えたところで気づいたこと。



「鉛筆を削らなければ\(◎o◎)/!」



ナイフで削れるわけもなく登場したのは「電動」鉛筆削り。












OH!クラシック(笑)

僕が入社するよりもはるか昔からアナウンス部にいたようです。
昭和の香りがプンプンします。



「AUTO STOP」って書いてあるし、
7段階で削り方を調節できる。



いざ!!



多少、荒削り(?)ながら
見事に機能してくれた鉛筆削り。

次回、その稼働はいつの日か・・・。


あるいた。  やなせよーへー          2012/03/16 (23:32)
1週間お休みをいただきました。


 
『正月休み』でもなく、『夏休み』でもないこの時期に、なぜ…。



『春休みなんていい身分ですなぁ』という声が
各方面から聞こえてきそうですが、
平日いわゆるゲツキン(月金)で番組を担当していると
常に『祝日』も出勤することになるため、
蓄積してしまう休日を、どこかに振り替えざるを得ないなのです。



一応『せざるをえない』なんて書き方をしてみましたが、
もちろん、いやいや取得しているわけではなく、
前向きに、ありがた〜く頂戴しております。



さて、そんな休み期間中、嬉しいことが一つ。



ムスメが突然歩き始めました。



     




その瞬間に立ち会えた…。



感動…。



世の中がお休みの日も、
セコセコ働いてきて良かったなぁと思った瞬間でした。


ALL TOGETHER!    いとう たく          2012/03/07 (20:59)
 2月某日、仙台市内のライブハウス。
ステージには数人の屈強な男が並んでいます。
その男たちにある女性が話しかけました。
「震災で辛かった時、音楽と〇〇〇〇で元気をもらいました。」

ライブハウスが会場でも
その男たちは音楽の分野で活躍している方々ではありません。
○○○○で活躍している方々です。
この方々とは・・・。

プロレスラーです!

2.19(ニーテンイチキュウと読んでください。)仙台で行われたのは
東日本大震災復興チャリティープロレス
「ALL TOGETHER」というイベント。

昔からのプロレスファンなら信じられないイベントです。
ノア・新日本・全日本というメジャープロレス団体の
レスラー同志が戦うのです。

プロレスボーダレスの時代で団体の垣根を超えた試合も
最近は多いものの、
「基本的」にはプロレスは他団体のリングには上がりません。
私の世代なら子供のころ
「猪木と馬場は本当はどっちが強いのか?」
「鶴田と藤波が戦ったらどんな試合になる?」と友達と議論した経験は
ありませんか?昔は、選手が移籍しない限り他の団体の選手と交わることは
ありませんでした。
その時代を知っている私にとっては
3団体の選手50人が一つのリングに上がり戦うなんて
まさに夢の実現でした。

ただ、それ以上に
先ほど述べたライブハウスでの大会前夜祭。
女性がレスラーたちに語りかけたあの一言が忘れられません。

「倒れても、立ち上がる。」
「敗れても、また挑む。」
「厳しい技も全力で受け止め、全力で跳ね返す。」
それが、プロレス。

だからこそ、震災で「プロレスから元気をもらった。」というのは
よくわかりました。
そして、いつの時代もプロレスは我々のそばにあることを実感しました。
戦後、街頭テレビで多くの人が熱中したもの。
それは「力道山のプロレス」でした。
今こそ、プロレスが多くの方に感動や勇気を与える時・・・。
そう感じずにはいられませんでした。

当日は会場も満員。
私もNAP(日本テレビ アナウンス部 プロレス班)の
嬉しい計らいで4年ぶりにプロレス実況。
私の実況の感想は省きます。
猛烈に感動したのは
レスラーも今回、団体の垣根を越えて
夢のカード・熱いファイトをプレゼントし、
会場のファンがみんな笑顔だったことです。

震災から間もなく1年。
まだ、前に進めない方は沢山いらっしゃいます。
そんな方々の後押しに今回のALL TOGETHERが
少しでも役立っていたら・・・。
そう、願わずにはいられません。

レスラーのファイト、会場の笑顔を見て
わたしの出来ることを少しでもやっていこうと
改めて感じた一日でした。

追記
そこでさっそくOH!バンデスで
「震災から1年、元気になりつつある街から生中継」という企画を
担当ディレクターと考えOA。今週は亘理町に!


亘理名産のいちご!
復活と言われていますが
いちごを作っていた土地の9割以上が津波でやられ
元のようにいちご作りに使われている土地は
まだ2割程度という厳しい現実もあります。

これからが正念場。でも味は最高です。


佐藤雄一D 只今編集中。
モニターの画面は・・・


腹の太いあいなめ。
震災後復活した釣り具・釣り船を事前取材しました。
亘理では元気に釣り船も出ています。


3月です。          うきがやみほ 2012/03/02 (18:18)
3月に入り、もうすぐ震災から1年。

このところ、3.11に向けて
イベントや報道などが
集中しすぎているかなぁという思いがあります。
(自分がTV局にいて言うのも変なのですが・・)

もちろん、
イベントや報道によって、
あれから1年経った、
今の状況をあらためて理解してもらうことはとても大切。
だけれど、この日前後に設定したイベント等を行うことで
満足して、そこでほっとしてしまうのでなく、
それ以降も継続して関心を持っていただき、
支援が続いてくれることを願わずにはいられません。

そして、全国的にはどうしたって
少しずつ関心は薄くなっていってしまう中、
ここから先が、
我々地元の放送局の人間が、
(これまでもそうだけれど)より頑張らなければならない!
その出番だと気を引き締めています。

また、これから年数が経っていくほど、
3月11日という日は
皆が「忘れない」 ために、
  「思い起こす」ために、
意味を持つ、大切な日になっていくのだと思っています。。


さて、最近の出来事・・・

☆そのイチ☆

震災後種付けをしたワカメ!これは小渕浜のもの。
しゃぶしゃぶで頂きました。
先日は南三陸のものも食卓に。
宮城の味がまたひとつ帰ってきた〜!
シアワセ♪

☆その二☆
ロケで訪ねたところで頑張っていたお母さんたち。

石巻で、被災した企業の商品をセットにして販売している
「希望の環プロジェクト」。
高砂長寿味噌さんの工場の一角で箱詰め作業をしているのが
仮設住宅などから通っているお母さんたちです。

☆そのサン☆

「南三陸町のみんなに写真集を届けようプロジェクト」。
震災前のあの美しい風景だけの写真集を
南三陸の4890世帯に届けたい。
その協力をお願いしているというものです。
瓦礫積まれた町の風景を毎日目にする辛さ、
それを乗り越え、また美しかったあの風景を取り戻したい、
その思いで始まったプロジェクトだそうです。
(「みなみな屋」で検索できます)


まだまだたっくさんある皆さんの頑張りにアンテナを張り巡らせ、
少しでも応援していきたいものです☆


                       (うきがやみほ)