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宮城 水揚げの自粛要請検討へ3月28日 4時0分
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来月から食品に含まれる放射性物質の基準が厳しくなるのを前に、宮城県や漁協などでつくる連絡会は、宮城県沖でとれた魚のスズキで比較的高い値の放射性セシウムが検出されていることから、漁業者に水揚げの自粛を要請する方向で検討することになりました。
水揚げが自粛されれば、原発事故の影響を受けた宮城県の海産物で初めての措置になります。
宮城県の七ヶ浜町や亘理町の沖合でとれたスズキからは、先月から今月にかけて、比較的高い値の放射性セシウムが相次いで検出され、1キログラム当たり最大で360ベクレルに上っています。
これを受け、宮城県や漁協、それに市場の関係者でつくる連絡会は、28日に会合を開き、漁業者に水揚げの自粛を要請する方向で検討することになりました。
魚など一般の食品に含まれる放射性セシウムを巡っては、基準値が来月から厳しくなり、1キログラム当たり500ベクレルから100ベクレルになります。
スズキの水揚げが自粛されれば、原発事故の影響を受けた宮城県の海産物で初めての措置になります。
宮城県沖でとれた魚では、クロソイやマダラからも、1キログラム当たり100ベクレルを超える放射性セシウムが検出され、宮城県は検査体制を強化することにしています。
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