◆兵庫県教育再生協議会研究大会で自衛隊第三師団長番匠陸将ご講演 ◆教育基本条例
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3/24
第2回兵庫県教育再生協議会研究大会に参加してまいりました。
陸上自衛隊第三師団、
番匠 幸一朗陸将、第三師団長様のご講演は
感動しました。
自衛隊とは、自衛隊の組織、防衛、災害派遣の状況を
詳細にわかりやすく教えて下さいました。
東日本大震災において、10万人以上、要するに日本の自衛隊が
ほぼ全隊、投入されたというぐらいの規模での復旧、災害派遣。
その中で 第三師団の番匠陸将は、自衛隊と米軍とのトモダチ作戦においての指揮官、調整役をされました。
トモダチ作戦というのは米軍が名付けたそうです。
日米同盟について、いろいろと世間では反米的な見方などもありますが、この災害派遣についてほど日米同盟の結束は素晴らしいもので、
米軍兵士がどれほど東日本大震災のために尽くしたかは
マスコミで報道されるだけでは知り得ることのできないお話でした。
現場で米軍と日本自衛隊との調整で尽くされた番匠陸将だからこそ
見えた事だと思います。
陸将は、米軍が「日本のために何でもやる、尽くしたい」という強い
希望を受けて、けれども日本人のご遺体回収などは、米軍にさせるわけにはいかない、日本人のご遺体の回収は自衛隊の役割、ではと
米軍には、東日本の小中学校、高校の教育のための復旧作業をお願いされました。米軍の兵士が今回の甲子園でも活躍した石巻の高校や各地の学校の泥を掃除したり、がれきを撤去したり
子供たちの大事な教材や学習環境復興のための尽力をされた事
その子供たちの教材などの取り扱いが本当にま心がこもっていて
丁寧だったことなどをお話されました。 日本の近くの赤い国々が東日本大震災があったにもかかわらず、北方領土付近をうろうろしたり
尖閣あたりをうろうろしたりと卑劣な行動をとる中、
日米のきずなは深いと感じられました。
また今回の東日本大震災、そして原発事故において自衛隊の働きがとてつもなく大きかった事、ひしひしと感じました。
また、台風12号災害への対応について、重い荷物を背負い、
道なき道、山を登り復旧された事。
私は通勤途中に毎日、中部方面隊総監部、第三師団の前を通るのですが、3月以降、毎日毎日 災害派遣のプレートをつけた自衛隊のジープや装甲車が朝早くから出発するところ、凛々しい若い自衛官さんたちを見かけていました。本当に感謝です。
また、我が国の防衛の現状については、他国がどんどん軍事増強と
兵士数も増やしている中、自衛隊はどんどん採用を減らし、軍備における費用もどんどん減らされ、世界の中で自衛隊だけが
弱体化されていくこと、これは、政府がいかにこの危機的な状況である世界の情勢に対し、また北朝鮮や中国、ロシアなどの脅威、太平洋、南西地域において 政府が
腑抜けているか、防衛に対する浅はかな政策にますます私は
憤りを感じました。
国土は小さいながら世界6位の排他的水域、領土領海面積を持つ日本の役割と、防衛の意識、
また自衛隊の隊員に対する教育、リーダーシップ、
ハイチやイラクにおいて実は最強の日本自衛隊であった事
自衛隊の日々の小さな事の積み重ね、強い意志、
自衛隊はイラクで撃たれなくてよかったねなどと言われるが
実は 撃たせない、撃たないための日々の訓練と鍛錬と基本基礎の
日々の業務の徹底とがそういう成功を生んでいるということなど
さまざまな面から自衛隊の事をお話下さいました。
これからも関西防衛を支える会の一員、自衛隊ファンの一員として
自衛隊に感謝しつつ行動したいと思います
自衛隊に感謝する日の丸行進のデモも頑張ります。
他に、元尼崎市教育長である保田薫先生の「日本の伝統」のお話も素晴らしかったです。教育勅語と礼節の精神、日本の教育が失っている天皇陛下への国民の思いと日本国民としての義務、道徳の重要性についてお話されました。 私ははんしん間、大阪の数々の小学校で勤務してきましたが、尼崎の学校の子供たちは素晴らしかった。君が代を美しく歌い、日々の挨拶や礼儀もぬきんでていましたが、保田元教育長が日々、ご尽力されたおかげだと思います。
そして森 一郎 (神戸大学非常勤講師)の
「宗教教育における教材のあり方について」は、大切な宗教、信仰心
を学校現場で特定の宗教、神を取り扱うのではなく、自然に伝えるための教材や研究、とてもためになりました。私も現場で実践したいと思いました。また、芦屋の高校の先生の武道、小笠原礼法について、
熊谷甲子園大学教授の入試における変更教育の指摘、お話、どれも勉強になりました。
兵庫の教育の正常化、改革を担う方々の勉強会
この勉強を受けてますます、頑張りたいと思います
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★東日本大震災と自衛隊
荒木 肇先生のご著書が、並木書房のホームページで紹介されました
並木書房って
ミリタリー サバイバル コンバットA to Z
軍装図鑑・写真集 第二次大戦についての本の書店なんですね
紹介されている私の好きなジャンルばかり!!
私が本の注文 第一号だったそうです。
ぜひみなさんもご購入を
10万人態勢で災害派遣出動した自衛隊は、多くの人命を救い、インフラの復旧に力を発揮した。あまりの悲惨な光景に、ときに心が折れそうになっても、互いを信頼し、励まし合い、これこそが自分の「つとめ」と信じて活動を続けた。終わりの見えない任務の中、自衛隊はなぜこれほどまでに頑張れたのか? 被災地で活動した400人の隊員のアンケートと直接取材をもとに、自衛隊の活動を支えたもの、その思いの強さに迫る!定価(本体1700円+税)
並木書房http://www.namiki-shobo.co.jp/
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続いて、3/25
大阪府議会会館において、第2回『「教育基本条例」早期制定を求める緊急集会』が行われました。
議員20名、一般70名。70名定員の会場にぎゅうぎゅう詰め。南口龍一阿倍野高校教諭の現場報告。
維新の会より大橋一功府議団政調会長、辻淳子市議団副団長、
中曽千鶴子元国立大附属小学校講師の、前記南口龍一先生。
長谷川潤元大阪府中学校教諭の司会で私も少し小学校の現状について
お話させて頂きました。
南口先生のお話、現場での奮闘は素晴らしかったです。
最後は、下記、「檄」「お礼」の言葉の読み上げも担当させていただき、に檄文とお礼文を松井知事、橋下市長宛てにお渡しさせて頂きました。また、後日、動画や写真もアップされるようですのでまたお知らせいたします。
檄
橋下市長殿 大阪維新の会市議団殿
この度の大阪市会で、大阪維新の会が提案されました「教育基本条例案」が継続審議になったとお聞きしました。
ちょうど1ケ月前、第1回集会で、美延幹事長は「府会と違って市会は過半数いない。どこかに協力を求めなければならない。少々小骨が抜かれるかも」と苦しい胸の内を吐露されました。
そして議会が始まり、「教育基本条例」は5月議会へ「継続審議」と決まりました。
私たちは、安易な妥協で成立させなかったことに、心から敬意を表したいと思います。
100年とは申しませんが、せめて20年くらいは通用する条例を作っていただきたい。
「早期制定」が基本であることには変わりまりませんが、少々の遅延もやむを得ないと考えます。
私達もできり限りの協力は惜しまないことをお約束いたしますので、市長、議員各位には今1歩のご尽力を賜りたくお願い申し上げます。
平成24年3月25日
第2回 「教育基本条例」早期制定を求める緊急集会
参加者一同
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御 礼
松井一郎知事 大阪維新の会府議団殿
この度、大阪維新の会が提案されました「教育基本条例」が1昨日、23日に可決されましたことに大阪府民として、一言お礼を述べさせていただきます。
戦後約70年間、我が国の教育は日教組をはじめとする赤い軍団に蝕まれ、国歌を斉唱する際、平気で座っているような教員が校内を闊歩するような状態に成り下がってしまいました。
まさに墜落寸前。その飛行機の操縦桿を力いっぱい引き、真っ青な青空に機首を向けたこの条例の可決は、教育再生を願う我々にとって、これほど心強いものはありません。
あとは、この条例をいかに活かすかにかかってくると思います。
この条例を快く思ってないグループは、今まで以上に、必死で条例の裏をかいたり、力の限りの実力行使で条例無視の違法を繰り返したりすると予想されます。
そのような無法を絶対許すことなく、この条例の魂をもって一日でも早く、教育の正常化か実現できるよう、私達もできり限りの協力は惜しまないことをお約束いたしますので、知事、議員各位にはさらなるご尽力を賜りますようお願い申し上げます。
平成24年3月25日
第2回 「教育基本条例」早期制定を求める緊急集会
参加者一同
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知事と県教委が教育目標「協約」 島根、大阪を事実上追随
http://www.asahi.com/edu/news/OSK201203240245.html
知事が県教育委員会と協議をして教育目標を定めることを盛り込んだ「教育振興協約」を、鳥取県の平井伸治知事と県教委が28日に結ぶことがわかった。大阪府市とは違って条例化はしないが、平井知事は「明文化によって教育現場へより民意を注入できる。大阪が目指すことを、事実上できる」としている。
平井知事は、現在の県教委について、公立小中学校の少人数学級の拡充など、知事の意見を受けて施策を進めていると評価しながらも、「今の教育委員会制度では民意が伝わりにくい。明文化することで担保ができる」と、先月に協約締結を表明した。昨春の知事選で掲げたマニフェストに基づき、知事側から教育目標とすべき事項を示し、県教委と協議をしている。
協約は、知事と教育委員長が結び、前文に「未来の子どもたちのため、知事と教育委員会が協力する」と明記。新年度の教育目標に、「少人数学級による学力向上」「不登校の未然防止」「特別支援教育の充実」などを設定する方針。実現に向けた具体的な施策や、数値目標も決める。年度ごとに、双方で協議をして内容を見直す。
教育目標は現在、県教委が策定した2008年から5カ年の教育振興基本計画に基づき、県教委が決めている。協約によって決めるのは教育目標に限り、教育振興基本計画の変更は考えていないという。
ただ、専門家からは不安視する声もある。教育評論家の尾木直樹さんは「多数決で選ばれたことが民意ではない。首長と教育委員会が教育を引っ張るのでなく、子どもや親が参画できるような体制を整えることが大切だ」と指摘する。(
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2012-03-26 12:51
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戦争 /
自衛隊 /
荒木 肇 先生 |
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おつるさんが本注文第一号とは流石ですね。
私も荒木さんのメルマガをmlで紹介させていただいております。
番匠幸一朗陸将の講演も聞きたかったんですが参加できず残念で堪りません。
荒木先生ファンの 元陸自様から、コメントを頂いて
とっても嬉しいです!!!
番匠陸将のお話が聞けて 感無量でした。
番匠陸将様については いろいろなブログにとりあげ
られていますので ご覧下さい
http://deltaforcedaisy.blog98.fc2.com/blog-entry-286.html
http://www.rips.or.jp/from_rips/20111118/index.html
http://blogs.yahoo.co.jp/toshidorobo2/archive/2011/9/7
この動画にも登場
http://www.youtube.com/watch?v=H66us4xceko
先生の著書の題名と、番匠陸将様のご講演の題名が
同じでした。
会場で、先生の著書のチラシを配布させていただき
番匠陸将様と陣屋第三師団長副官様、出席者全員にもおわたしさせて頂きました。 そのためにもこの講演会に参加
したかったので、主催者の方が 配布していいですよと
言ってくれてうれしかったです。
講演会の後、番匠陸将様と 陣屋第三師団長副官様
(陸上自衛隊のパイロットの章がかっこよかったです)は
次のご予定があり、懇親会に行かずにお帰りになられた
のですが、たまたま休憩時間に外に出ると
お帰りになる車に乗るところを拝見して
あつかましくも 番匠陸将様と 陣屋第三師団長副官様に
駆け寄ってご挨拶をさせて頂き
少しの時間ですが、荒木先生の事をお話させていただき
ました。 笑顔で 私のようなものにもご挨拶下さいました。
荒木先生のおかげで、今まで自衛隊について無知だった私が 予備知識を持つことができて
講演会のお話も より一層 理解できたと思います。
有難うございます。
荒木先生のご本は、 ツィッターで 高田教授も告知
して下さいました。
多くの方に読んでいただきたいです
番匠陸将は、おつる様のような、うら若き美人が私のお友達と聞いて驚いていませんでしたか?自慢になりますね。高田先生もお心遣いをいただいているとか。お礼を申し上げなければ。
メルマガのパイロットたちの部分、なかなか素敵なメンバーということがお分かりと存じます。本文にも、カラーページにも彼らが載っております。おつる様、ほんとうにありがとうございます。