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2012年3月27日(火) 19:14 |
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財務事務所が自殺防止を呼びかけ
約3万人、これは去年1年間に全国で自殺した人の数です。 このうちの2割が、多重債務などを苦に自殺しているということです。 多重債務におちいる手前で食い止めたいと、金融行政を担当する岡山財務事務所が乗り出しました。
中国財務局岡山財務事務所が企画したのは、JR岡山駅でのパネル展です。 会場には、多重債務に陥らないためのポイントや、ヤミ金融の手口、悪質な投資勧誘の事例などを分かりやすく解説したパネル30点が展示されています。 自殺に関する資料では、全国の自殺者の約2割が多重債務などで借金を抱え、命を絶っている事実を紹介しています。 岡山県警の調べによりますと、県内の去年の自殺者は409人。 そのうちの111人は、経済面を苦に自殺しているということです。 会場には、専門の相談員が「多重債務」や「家計のやりくり」に悩み、心のケアを必要としている人からの相談を受け付けるコーナーも設置されています。 このパネル展は、JR岡山駅で28日まで開かれています。
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