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2012年3月27日(火) 19:14 |
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中国電力が電力供給計画を発表
中国電力は、新年度の電力の需要と供給をどちらも「未定」とした電力計画を策定し、経済産業省に届け出たと発表しました。 「未定」のままの届出は、異例のことです。
計画によりますと、東日本大震災で中断している山口県の上関原発の着工と、ほぼ完成している島根原発3号機の運転開始時期について、いずれも「未定」となっています。 これは、原発に対する政府の方針が決まっていないためで、「電力供給の計画が明確に見通せない」として、未定のままの届出が行われました。 一方で、電力需要については、今後の節電の継続性を慎重に見極める必要があるとして、分析には今しばらくの時間が必要としています。 中国電力の苅田社長は会見で、今年夏の気温が去年並ならば、火力発電所を補修することで安定供給が維持できるとの見解を示しました。
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