米国で昨年、韓国企業が提訴された知的財産権関連の訴訟で、サムスン電子を相手取る訴訟が最多だったことが米特許商標庁の統計で分かった。テレビ、スマートフォンなどでシェアを拡大するサムスン電子に対し、けん制や特許訴訟の攻勢が強まっていることを示している。
昨年韓国企業を相手取る知的財産権関連訴訟は117件あった。このうち、サムスン電子に対する訴訟が43件で最多だった。以下、LG電子(31件)、パンテック(11件)、SKハイニックス(旧ハイニックス半導体・7件)、現代自動車(6件)などとなっている。提訴したのはが「パテント・トロール」と呼ばれる特許管理会社が多く、66件を占めた。