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【芸能・社会】米倉涼子「家政婦」の原点主演へ テレ朝系「松本清張 熱い空気」2012年3月28日 紙面から 女優の米倉涼子(36)主演のドラマスペシャル「松本清張 熱い空気」がテレビ朝日系で放送されることが27日、分かった。米倉は美貌を隠して派遣先のセレブな家庭をのぞく不気味な家政婦役を怪演。一人の家政婦によって破滅へ追い込まれていく家族には余貴美子(55)、段田安則(55)、野際陽子(76)、高岡早紀(39)ら個性あふれる顔ぶれがそろった。単発ドラマで、2012年度に放送する予定。 63年に発表された「熱い空気」は、家政婦を主人公に家庭内の狂気を描いた異色のミステリー。市原悦子(76)主演で人気シリーズとなった土曜ワイド劇場「家政婦は見た!」(同局系)の原作となった小説で、83年放送の「松本清張の熱い空気 家政婦は見た!夫婦の秘密『焦げた』」は27・7%の高視聴率を記録している。 米倉が演じる主人公の家政婦・河野信子は、他人の家庭の不幸を見つけることが何よりの楽しみという悪女。派遣された家政婦が上流階級家庭の欺瞞(ぎまん)を暴く「家政婦−」シリーズの原点といえるストーリーで、ささいなことを根に持ち逆恨みする女のさがを米倉がリアルに表現する。 派遣先の息子から「ブス!」とけなされる米倉の変身ぶりも大きな見どころ。信子は過去のトラウマ(心的外傷)から本来の美貌をウィッグやメガネで隠し、行商のオバサンと間違われるようなアカ抜けない姿。米倉のイメージを覆す不気味さは注目を集めそうだ。 家政婦といえば昨年日本テレビ系で放送された「家政婦のミタ」も大ヒット。米倉は「最近はちょっとした“家政婦ブーム”ですが、自分らしい米倉色の家政婦を演じられたらいいなと思い、過去の作品にとらわれることなく、思いっきり自由にやらせていただきました」と自信のコメント。 米倉はこれまで連続ドラマ「黒革の手帳」「けものみち」「わるいやつら」と清張作品に次々と主演。同局の内山聖子ゼネラルプロデューサーは「米倉さんは清張作品における“悪女”としてその地位を確立しました。2つの顔を持つ米倉涼子の『黒い家政婦』はすごい」と期待を寄せる。 米倉も「清張作品は完ぺきではない女性を描いていて、この作品に書かれた信子もとことん意地悪です。クールな米倉涼子と、一風変わった米倉涼子。その両方をぜひお楽しみください」とアピールしている。 PR情報
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