【福岡】飲酒運転ゼロに、タワーに誓いのイルミ点灯

03/26 19:12 更新

飲酒運転をゼロへ。願いを込めたイルミネーションが、夜空に輝きます。いっこうになくならない飲酒運転をなくそうと、福岡市のシンボルに数字の「ゼロ」を点灯する取り組みが始まりました。25日に行われた点灯式。去年、飲酒運転の車にはねられ亡くなった高校生の山本寛大さんの両親も参加して、思いを訴えました。山本美也子さんは「たくさんの声があがって、そして言い続けていくことで、必ずゼロになると信じています」と話していました。タワーに浮かび上がった「ゼロ」の文字。縦32メートル、横20メートルあります。都市高速を走る車にも、飲酒運転を「ゼロ」にと呼びかけます。山本浩之さんは「『ゼロ』が輝き続けることで、皆さん意識が高まるのではないかと思います」と話していました。費用は、自動車販売会社やビールメーカーなどおよそ350社から提供されました。七夕、クリスマスなどを除いて、来年1月下旬まで点灯予定です。