【福岡】飲酒運転をゼロに、福岡タワーに「0」点灯

03/25 21:54 更新

飲酒運転撲滅に向けて、福岡市の福岡タワーに数字の「ゼロ」を点灯する取り組みが25日始まりました。この取り組みは、2006年に福岡市で3人の幼い命を奪った飲酒事故を契機に、県内で飲酒運転撲滅運動を展開する団体が企画したものです。点灯式には、去年粕屋町の飲酒事故で亡くなった山本寛大さんの両親も参加。母親の山本美也子さんは「たくさんの声があがって、そして言い続けていくことでゼロになると信じています」と飲酒運転「ゼロ」への思いを訴えました。費用は、自動車販売会社やビールメーカーなどおよそ350社から提供され、七夕などを除いた来年の1月下旬まで点灯される予定です。主催者は「飲酒運転ゼロを目指し、思いを広げたい」としています。