日本の国公立医学部や、アメリカの医学校は、入学が難しいのは皆さんご存知だと思います。そして、日本の私立医学部の正規の授業料が高く、入学時に最低でも、1億円から数億円かかると聞いています。10年以上前ですが、平均で1億円、びりで2億円かかるという話を入学した友人から聞きました。トップの数パーセントの学生は,奨学金がもらえると聞きました。今の費用は知りません。
それで東欧、メキシコ、フィリピンなどに行く留学生がふえています。
最近 ハンガリー国立大学医学部の宣伝を見てみました。下記がそのホームページのアドレスです。
http://www.hungarymedical.org/index.html
これらの三つの医学部は、6年制で、英語で授業をうけられるそうです。WHOに認められているので、卒業後、アメリカ、日本、EUの医師国家試験が認められるということ、そして授業料が、日本の国公立医学部と同じぐらいと言う事です。そして英語力が無いと1年から2年の予備科で英語の勉強できるそうです。
私はこれを見て疑問をいだきました。アメリカからも多く留学しているそうです。でも英語で勉強して、日本の医師国家試験に合格できるのでしょうか?日本の医師の国試の合格率は、80%ぐらいだと思います。それを英語で医学を勉強して、国試を受けても、最低で1年またはそれ以上かかると思います。
たしかに私立医学部にくらべれば、安いでしょうが、あまり良いアイデアではないと思います。アメリカの国試USMLE も難しいです。私はこのような医学部は推薦できません。
きっと留学斡旋業者のお金もうけに関係していると思います。医師になるのはそんなに簡単だと思いません。それなら、浪人してでも、国公立の医学部を目指した方が良いと思います。
私は自分の息子には行かせません。
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米国のUSMILE(昔はもっと違う名前でした)が昔と比べて難しくなったのは、そういう海外大学の卒業生を排除するためだ、とも言われていました。
まだ、場所を変えてあったんですねー。
そうですね。卒業してから、騙されたと気がつく人もいるみたいです。今までこの大学卒業して、国試合格したのは、ハンガりー人の女医さんで、東京大学で医療研究をしていた女医さんだけみたいです。
昔からあったんですね。宣伝は、すごくよく書かれています。コメントありがとうございました。
たった、2人。ないのと同じですね。
6年間遊ばされるようなもの。イカガワシイ何かありそう。
2人なんですね。宣伝には、ひとりの例しか出ていませんでした。言われるとうりで、2人では、ないのと同じですね。あまり信じられませんね。
すでに100名程度の方が進学されているそうです。
倍率は2倍程度だそうです。
結構な人気なんだそうです。
卒業後のことを考えれば、日本もアメリカも
厳しいのは間違いないわけで、
浪人して国公立の医学部を目指すほうが
ベターチョイスですよね。
浪人して国公立の医学部に受からないぐらいの
学力であれば、ハンガリーの医学部を卒業しても、
日本やアメリカに行けないでしょう。
加藤文夫
中里誠作
阿部仁
山田尚志
HMU 1000万
タナカ マサル
モルナール ヨーゼフ
カラディ ゾルタン
木原
三鷹市新川5-14-23
いしくら
プロコンキナ ナタリア
医学生支援協会 いしくら きはら つじ ふじたに(いまはなし)
去年の11/6に辞任
こう言う連中が関わっているようです。
それに、このハンガリー医学部を提供している、大元の会社、College
International (International Studies)というのは、存在しない、
ダミー会社だということも判明致しました。
彼等は、TaxHaveanの国、リヒンシュタインにダミー会社を登録し、学生に、
ハンガリーにある架空口座を振り込まさせ、脱税対策をしているとのことで
した。
この事実を日本のマスコミにリークすると大スキャンダルになりますよ。
学生を食い物にしたひどい詐欺ですね。
所詮簡単に医学部に入れませんね!
コメント感謝します。お金儲けのためのひどいやりかたには、腹立たしい気がします。ではまた。
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