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米 デンソー幹部に1年の禁錮刑3月27日 9時54分
アメリカ司法省は、日本の自動車部品大手のデンソーの幹部が価格操作を行っていたことを認め、およそ1年の禁錮刑に服することと2万ドルの罰金を支払うことで同意したと発表しました。
アメリカ司法省は、26日、デンソーの日本人幹部が2006年から2009年ごろにかけて、自動車に搭載される温度調整機器の価格操作に加わっていたことを認めたと発表しました。
そのうえで、およそ1年の禁錮刑に服することと、2万ドル(日本円で160万円余り)の罰金を支払うことで同意したということです。
アメリカ司法省は、複数の日本企業が関与した自動車部品の価格カルテルについて捜査をしており、デンソーは、会社としても談合していた事実を認めて7800万ドル(およそ60億円)の罰金を支払うことで同意しています。
司法省は「今回の摘発は企業幹部の不正な行為を厳しく追及するものだ。価格操作に関する捜査を引き続き行っていきたい」とコメントしています。
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