福島第一原発2号機の格納容器の内部の動画が公開されました。

 格納容器の貫通部から垂らした内視鏡による映像です。白い線は熱電対と呼ばれる温度計で、左側の黄色い部分は格納容器の壁です。高さ6メートルの足場を通り過ぎ、深さ60センチのたまり水に到達します。水はほぼ透明で、細かい堆積物がもやのように舞っています。内部の放射線量は、最大で毎時約7万3000ミリシーベルトと極めて高く、人が中で作業できる環境ではありません。溶け落ちたとされる燃料は確認できませんでしたが、東京電力は「水の中につかっている」という見方を示しています。

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