蹴球探訪
岡山一成が語るACL必勝法(3月6日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】巨人ようやく打線爆発 今季最多15安打9得点2012年3月27日 紙面から ◇日米親善試合 巨人 9−3 マリナーズ咲かぬなら、咲かしてみせよう。原監督のガチ采配が「貧打巨人」に火を付けた。主軸の犠牲バントあり、重盗あり。最近2試合で合計3安打だった攻撃陣が躍動感を取り戻し、開幕の目標に設定した「三分咲き」に近づいた。 動いた。走った。「どん底」の状態で開幕を迎えるわけにはいかない。指揮官は「本来の打線を今年初めて見ました。これが巨人の野球と理解していただけたら幸いです」と大きくうなずいた。 初回は2番ボウカーの弾丸ソロ、2回は高橋由と矢野の短長打。“巨人の木”にツボミが出てきたとみるや、指揮官がここぞとばかりに“花咲かじいさん”と化した。3回無死一、二塁の勝ち越し機では中軸を任せている長野にバント指令。6回2死一、三塁の場面では重盗を仕掛けて得点をつかみ取った。 坂本、長野、村田ら6人が複数安打。オープン戦で1試合平均2・4点の貧打がウソのような爆発だった。15安打はこれまでの最多だった14日のオリックス戦(京セラドーム大阪)と20日のヤクルト戦(甲府)の13安打を上回り、9得点も“今季最多”。ようやく開花の兆しが見えた。 「(開幕戦の)金曜日までには三分ぐらいの花が咲く気がしますね。きっかけになる、良いゲームだった」と原監督。遅ればせながら開幕ダッシュの態勢は整った。 (井上学) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|