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3月11日(日)、国立劇場で行われた東日本大震災一周年追悼式に参列しました。ここに改めて震災で犠牲となられた方々に心から哀悼の意を表します。海上自衛隊は、今回の捜索救難活動、被災者への生活支援、並びに復興支援活動等を通じて得られた教訓を踏まえ、適切に今後の活動に反映させるとともに、引き続き即応態勢を維持してまいります。
続いて、3月14日(水)に護衛艦「あきづき」、3月16日(金)に潜水艦「けんりゅう」の引渡式・自衛艦旗授与式に参加してまいりました。両式典ともに多くの御来賓、見学者の皆様に見守られながら盛大に行われました。
自衛艦旗授与式とは、造船所において建造された艦艇が防衛省に引き渡される行事です。その際、就役する艦艇は艦尾に自衛艦旗を掲揚した時点で部隊が新編され、自衛艦として海上自衛隊の編成に加えられると同時に、国際法上の軍艦として扱われるようになります。
海上自衛隊の護衛艦、潜水艦、航空機等の主要装備品は、大綱に示された「動的防衛力」の発揮に重点を置き、災害派遣を含む各種事態への対処に必要な能力並びに地域及び国際的な活動への対応に必要な能力確保という観点から着実に整備を進めております。
今後とも海上自衛隊に対する御理解、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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