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小学館に300万円賠償命令=亀田興毅さんの名誉毀損―東京地裁

時事通信 3月27日(火)16時44分配信

 世界タイトル戦で不正をしたと週刊ポストに報じられ、名誉を傷つけられたとして、プロボクサーの亀田興毅さん(25)が発行元の小学館などに慰謝料2000万円の支払いなどを求めた訴訟の判決で、東京地裁(都築政則裁判長)は27日、名誉毀損(きそん)の成立を認め、300万円の支払いを命じた。
 判決によると、週刊ポストは2010年5月14日号で、「『疑惑の拳』告発写真 不自然な『バンデージの封印』を徹底追及! 」と題した記事を掲載。元世界王者の内藤大助さんとの09年11月のタイトルマッチで、亀田さんが拳にバンデージを巻く際に不正をした疑惑があると報じた。
 都築裁判長は、記事本文については疑惑に根拠があるとの趣旨ではないとし、訴えを退けた。一方で、見出しと冒頭部分は「疑惑を強調し、不正をしたと理解される内容だ」とし、許容される刺激的、誇張的な表現を超えていると判断した。
 小学館広報室の話 判決には承服し難い点がある。精査し今後の対応を検討する。 

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最終更新:3月27日(火)18時22分

時事通信

 

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