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自転車レーン走ろう、福岡市で社会実験始まる

車道に設置された専用レーンを自転車で走行する高島市長(手前)と「HKT48」メンバーら(27日午前10時37分、福岡市博多区で)=中司雅信撮影

 福岡市は27日、JR博多駅(博多区)の筑紫口に近い国道385号の車道に、自転車専用の走行レーンを設ける社会実験を始めた。市内では初めて。5月末まで、歩行者や自転車利用者から意見を聞く。安全確保に効果があると判断すれば、6月にも本格設置する。

 市道路計画課によると、場所は音羽―宮島交差点(竹下通り)の750メートル。片側2車線で、両側の路肩部分を青く塗り、幅1・3メートルのレーンを設けた。どちらも一方通行になる。費用は3700万円。

 昨年6月の調査では、同区間の通行量(午前7時〜午後7時)は自転車が1700台、歩行者が5300人。通行量が比較的多く、路肩も広いことから実験に適していると判断した。この日、同市の高島宗一郎市長と地域アイドルグループ「HKT48」のメンバーがレーンを自転車で走り、利用を呼びかけた。

2012年3月27日  読売新聞)
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