大関鶴竜、２８日誕生　口上はシンプルに

　大相撲の東関脇鶴竜（２６）＝本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身、井筒部屋＝の大関昇進は、２８日に大阪府立体育会館で開かれる夏場所（５月６日初日・両国国技館）の番付編成会議と臨時理事会で正式に決まる。鶴竜は２７日、大阪市西成区の井筒部屋宿舎前で取材に応じ、伝達式に向けて「緊張感はあるけど、失敗しないように頑張る。口上はシンプルなので、だいたい覚えた」と話した。

　相撲協会は理事会終了後、雷理事（元幕内春日富士）と井筒親方（元関脇逆鉾）の実弟の錣山審判委員（元関脇寺尾）を使者として派遣し、伝達式を行う。