23日午前6時50分ごろ、加須市大越の利根川河川敷に止まっていた軽乗用車内で、男女3人がぐったりしているのを、ジョギング中の男性が見つけ110番した。加須署によると、車内には七輪3個と燃えた練炭があった。同署は自殺の可能性があるとみている。
同署によると、遺体は男性1人、女性2人でいずれも20~30歳代とみられる。男性は運転席、女性は助手席と後部座席で見つかった。検視の結果、死因は一酸化炭素中毒の可能性が高いという。七輪と練炭は荷台に置かれていた。後部座席の女性の近くにあったバッグの中から紙片が見つかり、自殺をほのめかすような内容が書いてあったという。運転席と助手席の窓にガムテープで目張りしてあったという。【田口雅士】
毎日新聞 2012年3月24日 地方版
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