違法な勧誘や誇大広告を行ったとして、県は21日、結婚相談所「MBR」を運営する、ジェーティーコーポレーション(川越市)に対し、結婚相手の紹介などの業務を6カ月間(3月22日~9月21日)停止する命令を出した。
県消費生活課によると、同社は営業員が電話をかけて消費者宅を訪れ、午後11時過ぎまで居座る迷惑勧誘をおこなっていた。また、市町村広報誌などに「成功報酬制」「登録料3万円」をうたう広告を掲載していたが、実際には3万1500円の登録料と成婚料31万5000円のほか、最大28万3500円の情報提供料、月会費1万500円などの支払いを求める契約を結んでいた。
同社は毎日新聞の取材に対し、「利用者に納得してもらってから親身に応対してきた。不適切な勧誘はしていない」などと話している。【山本愛】
毎日新聞 2012年3月22日 地方版
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