生後間もない娘を殺し遺体を隠したとして、殺人などの罪に問われた長崎県対馬市の元保育士、勝見久美被告(39)に対し、長崎地裁は22日、懲役6年(求刑同8年)を言い渡した。重富朗裁判長は「女児の親としての愛情を感じない犯行の態様」と指摘した。
判決によると、勝見被告は昨年3月20日、空き地に止めた軽乗用車内で、出産後間もない女児の首を圧迫するなどして殺害。遺体をビニール袋に入れて当時勤務していた保育所の押し入れに隠した。4月2日ごろ、遺体をバケツに入れてセメントを流し込み、後日、押し入れの天袋に再び隠した。【梅田啓祐】
毎日新聞 2012年3月22日 19時56分
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