去年11月のダブル選挙で、大阪市の労働組合が平松候補を応援するよう強要したと読み取れる職員リストが見つかった問題で、このリストは組合ではなく交通局の職員がねつ造したものであることが市の調査でわかりました。
ねつ造されたのは、平松前市長応援のため職員に配っていた知人や友人を紹介するカードの配布・回収状況を示すリストです。
リストには「大阪市労連」、「非協力的な組合員がいた場合、今後不利益になる」など労働組合が主導したように読み取れる言葉が書かれていました。
しかし組合側は偽造だと主張、交通局が調査した結果、パソコンの履歴などから交通局の非常勤職員の男性がねつ造したと断定しました。
「ねつ造した本人も大阪市の職員ですので、この点についてはトップとして本当に申し訳なく思っています」(大阪市 橋下徹市長)
職員は否認しているということですが、交通局は刑事告発も検討することにしています。 (03/26 18:59)
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