日本経済新聞

3月26日(月曜日)

日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

コンテンツ一覧

トップ > 記事

福島2号機の格納容器、水位わずか60センチ
内視鏡で確認 注入水の大半漏出か

2012/3/26 20:37
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
印刷
この記事をはてなブックマークに追加
この記事をmixiチェックに追加
この記事をLinkedInに追加

26日に実施した、福島第1原発2号機格納容器の内視鏡調査の様子=東京電力提供・共同
画像の拡大

26日に実施した、福島第1原発2号機格納容器の内視鏡調査の様子=東京電力提供・共同

 東京電力は26日、福島第1原子力発電所2号機の原子炉格納容器内に工業用内視鏡を入れ、格納容器にたまった冷却水を初めてカメラで撮影したと発表した。水面は容器の底から約60センチの位置にあった。水深は当初4メートル以下と推測されていたが、大きく下回った。27日には内部の放射線量を測る予定。注いだ水のほぼすべてが漏れ出る損傷があるとみられ、廃炉作業の難しさが改めて浮き彫りになった。

 東電は水温がセ氏48.5~50.0度だったことから「格納容器底部に落ちた燃料は水につかって冷却できている」(松本純一原子力・立地本部長代理)としている。

 水位が低い理由については、格納容器の底から圧力抑制室につながる配管や圧力抑制室などが損傷して水が漏れている可能性が高いという。

福島第1原発2号機原子炉格納容器内の水面上部=東京電力提供
画像の拡大

福島第1原発2号機原子炉格納容器内の水面上部=東京電力提供

 26日午前、格納容器の壁に開けた穴から内視鏡を差し込んだ。格納容器にたまった水は透明で、水中に細かい粉状の堆積物があった。容器の内壁の塗料や配管のさびなどがはがれ落ちて堆積したとの見方を示した。

 溶け落ちた燃料があるとみられる格納容器の中心部は、コンクリートの壁に囲まれているため、今回の方法では撮影できない。燃料を直接確かめるには専用ロボットなどの開発が必要になる。

 2号機の格納容器内部は1月にも撮影を試みたが内視鏡が10メートルと短くて水面が映らなかった。今回は20メートルの内視鏡を使った。

小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
印刷
この記事をはてなブックマークに追加
この記事をmixiチェックに追加
この記事をLinkedInに追加

【PR】



Web刊 主要ニュース


【PR】

主要ジャンル速報

【PR】



主な市場指標

日経平均(円) 10,018.24 +6.77 26日 大引
NYダウ(ドル) 13,080.73 +34.59 23日 16:30
英FTSE100 5,894.83 +39.94 26日 13:15
ドル/円 82.79 - .82 +0.01円安 26日 21:10
ユーロ/円 109.91 - .94 +0.32円安 26日 21:10
長期金利(%) 1.010 -0.015 26日 15:11
NY原油(ドル) 106.87 +1.52 23日 終値

モバイルやメール等で電子版を、より快適に!

各種サービスの説明をご覧ください。

日本経済新聞の公式ページやアカウントをご利用ください。

[PR]

【PR】

ページの先頭へ

日本経済新聞 電子版について

日本経済新聞社について