今夜日没後、西の空で金星・月・木星が縦一列に並ぶ春の天体ショー
国立天文台HPの「ほしぞら情報」では、3月のトピックスとして「夕方の空の惑星を見よう」と木星と金星のランデブーについて触れている。「日が暮れてすぐの西の空には、金星と木星が見えています。金星はマイナス4.2~マイナス4.4等、木星はマイナス2.2~2.1等と非常に明るいので、 夕焼けの残る空でも、とてもよく目立っています」とし、事実日没直後の西の空には、一際明るい金星と、それよりやや暗い木星を観察することができた。
そして今日26日には、この金星、三日月、木星が一直線に並ぶように見える。国立天文台も「26日は金星、月、木星がほぼ等間隔で縦一列に並び、とても美しい光景になるでしょう」と、東京の日没30分後の予想図も掲載している。日没直後に観られる春の珍しい天体ショー、今宵は西の空を見上げてはいかがだろうか。
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米NASAは10日(現地時間)、国際宇宙ステーションから撮影したオーロラの映像を公開した。NASAのウェブサイトで再生できるほか、ダウンロードも可能だ。
米NASAは12日(現地時間)、探査機のカッシーニが撮影した土星の衛星の写真を公開した。地球の月よりもさらにクレーターの多い凸凹の地形が鮮明に捉えられている。
明日12月10日の夜、日本全国で皆既月食が観察できる。国立天文台によると、晴れていれば日本中で皆既月食の初めから終わりまで見ることができ、このような好条件の月食は約11年振りとのことだ。
国立天文台は、2日に発生した「すばる望遠鏡」の障害についての詳細を公式サイトに掲載した。
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