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事件
震災で流失、天心ゆかりの「六角堂」 福島いわきの材木で再建へ
2012.1.22 07:00
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一方、使用する木を選んだいわき市の林業、緑川義男さん(91)は「杉としては最高の素材だね。申し分ない」と太鼓判。
今回、この杉を選んだのは理由がある。かつて、いわき市の杉は隣接する北茨城市の平潟漁港向けに木造船の素材として利用されていた。「今は鉄製ばかりだが、当時は船には丈夫な杉の木が良かった」と緑川さん。「六角堂の木材もいわき産が使われたのではないか」(三輪五十二(いそじ)・茨城大特命教授)という解釈もある。
小松さんが育てた杉はこの日、五浦海岸へ移送。約2週間乾燥させた後、千葉県で業者が建築資材に加工する。木材は六角堂の柱や天井、壁などに使われる。
六角堂が沈む姿を目撃した茨城大五浦美術文化研究所の村山進さん(63)は「六角堂は五浦のシンボル。再建が待ち遠しい」と作業を見守った。
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