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岡田氏“消費増税 景気対策並行で”
3月25日 21時57分

岡田氏“消費増税 景気対策並行で”
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岡田副総理は愛知県豊橋市で講演し、消費税率の引き上げと景気対策は、同時並行で実施すべきだという考えを示しました。

消費税率を引き上げるための法案の民主党内の事前審査では、税率を引き上げる条件として、経済成長率などの具体的な数値を明示すべきだという意見が出されています。
25日の講演で岡田副総理は、こうした議論を念頭に、「景気や経済対策はもちろん重要で、これをやらないと税収が増えない。しかし、それができないかぎり消費税率を上げるべきではないと言ってしまうと、税率の引き上げが先送りされてしまう。景気、経済対策と消費税率の引き上げは、同時並行で行うべきだ」と述べ、消費税率の引き上げと景気対策は同時並行で実施すべきだという考えを示しました。そのうえで、岡田副総理は「日本経済に元気がない理由の1つは、消費が盛り上がらないことだ。消費税率を上げれば、短期的には消費に悪い影響があるが、中長期的には、人々がお金を使わない理由になっている将来不安をかなり取り除くことができる」と述べ、社会保障の充実によって将来不安を解消すれば、消費の拡大にもつながるという認識を示しました。

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